Duskin Leadership Training in Japan

活動報告

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第6期生 リンの活動報告

台北市新活力自立生活協会は今年10周年になりました。

6月4日に大きなセミナーを開きました。180名の参加者が来ました。その中でダスキン元研修生の、マルコさん(8期生)、ひろしさん(12期生)、ビンユーさん(14期生)も一緒に参加しました。

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今回のセミナーにはこの10年間お世話になったり、協力してくれたりした人や仲間を誘って、海外から約50人のゲストが来てくれました。日本、韓国、ネパールから来たみなさんに感謝します。ダスキン愛の輪基金の横山さん、リハビリテーション協会の奥平さん、メインストリーム協会の廉田さん、夢宙自立生活センターの平下さん、パートナー自立生活センターの地村さん、イルカ自立生活センターの長位さん、ソウル自立生活センターのチャノさん、ネパール自立生活センターのクリシュナさん、そして今回、来られない、沢山応援してくれたみなさん!本当にありがとうございました。みんな暖かい応援がないと今の私たちがないと思います。これからもよろしくお願いします!

10周年のセミナーの最初は台湾の国会委員、台北市議員と台北市社会局の局長が挨拶しました。将来の政策の中で障害者が地域でもっと自立生活できるように頑張ります!と約束をしました。

セミナーの中で台湾各地の自立生活センターのメンバーが報告しました。それに、ネパール、韓国、日本の代表が自国の経験と現状をみんなにシェアしました。国の環境が違うけど仲間が一緒になって同じ目標に向かって社会を変える熱い気持ちをみんなに伝えました。

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この10年間、新活力自立生活協会と多く障害者団体や人権団体、一緒にみんな自立できる社会を作ることを頑張ってきました。2011年に介助制度ができました。2014年に職場での介助制度ができました。2014年から現在は障害者権利条約を盛り込んだ国内法が制定されたので、政府や民間がその法を守るよう動いています。現在台湾で6か所自立生活センターがあります。今、台湾の社会では、段々重度障害者が地域に出ることは当たり前な事だと思われるようになりました。

夜はみんな自分が好きな服装や民族衣装を着て、パーティーに参加しました!日本のメンバー、ネパールのメンバーも歌ってくれて盛り上げました!そして新活力自立生活協会10周年間の活動のビデオもパーティーで放送しました:

https://www.youtube.com/watch?v=kyuaduwNfkc&t=51s

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6月5日はみんなで集まってアピール活動をしました。

1時間ぐらい歩きながらアピールしました。台湾の行政院(The Executive Branch of the Taiwan Government)の中に入って要望書を出しました。各地から来た障害者が強く発言しました。介助時間数が足りない、今の制度では自立できない、自立生活サービスの制度を検討して欲しいとリクエストしました。

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後記:6~8月まで全国や地方記事に連続16件載りました。

私たちの要望について、国レベルの政府が返事しました。

1、来年度に介助者の給料を上げることになりました。2、来年に国から台湾での4ヵ所の自立生活センターの運営と自立体験室と障害者エンパワーのため活動と地域啓発活動のための資金がでることになりました。3、介助時間数を上げることについては9月に、5回の検討会を開いてから、10月に私たちに返事すると約束しました。

そして長い交渉を頑張ったおかげで8月21日に地方政府(台北市政府)からもいい返事が来ました。台北市の介助サービスの時間数、80時間から100時間に上がりました。すべての制度を合わせて最重度の障害者は190時間使えます。またまた足りないけど、少しずつ進んでいます!これからもっといい制度なるために頑張って行きたいと思います!皆さんまた応援してください!よりいい社会を作って行きましょう~

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