Duskin Leadership Training in Japan

活動報告

一覧に戻る

第8期生 サミスの活動報告①

介助研修とMini-TRYの報告
(2010年5月19日~21日)

2010年5月19日~21日までにプノンペン自立生活センター(CILプノンペン)で介助研修とMini-TRYのイベントをしました。

最初に、CILプノンペンの代表サミス・メイは、中学生と大学生の皆さんに感謝の意を述べました。学生の皆さんが大事な勉強の時間を割いて介助研修に参加してくれて 本当に感謝します。プノンペン自立生活センターは、はじめて介助サービスを作りました。以前はカンボジアに介助のプログラムがなかったです。カンボジアでたくさん重度の障害者がいますが、介助がないからやりたいことや自分の決めること、自分でできないことは、することができません。だから、介助サービスを使ったら、やりたいことがやりたい時に出来ます。介助を使ったら、まわりの人と連絡できるし、友達を作ったり出来るし、自分の生活楽しいし、いろんな社会の活動に参加したり出来ると、健常者と障害者がどんどん分かってくれます。

今回の介助研修は6人の中学生と大学生が来てくれました。学生の皆さんが障害者のことに興味があるので、また介助研修をします。研修の時は介助のことだけではなく、障害のタイプについても説明します。本当に社会を変えるためにとても大きな仕事です。障害者だけ変わらないですね。だから、障害者と健常者が一緒に社会を変わらなければなりません。

今回の研修内容は、トランスファー
(ベッド⇔車イス)(車イス⇔ベッド)と歯みがき、食事介助、シャワー介助、車椅子介助を研修しました。


学生の皆さんは、研修で学んだことを学校で友達にシェアしたいと思っています。3日間で介助の研修をして 最後の日は、CILプノンペンと学生の皆さんで一緒にMini-TRYのイベントをやりました。参加者は21人でした。


Mini-TRYでは、CILプノンペンから、ロシア大通りを渡り、服の工場や学校、マーケットなど人がたくさんいる所まで歩きました。今、カンボジアではとても暑くて、歩きながら汗をいっぱいかきました。今カンボジアでは障害者運動がどんどん強くなっています。天気は暑いですが、道で応援してくれる人も沢山いました。一万リエルの寄付を貰いました。台湾のTRYと同じです。道行く人も手伝ってくれました。沢山応援する人がいるから、ずっとずっと、歩きたかったです。また、はじめてのMini-TRYの目的は、障害者の運動を始めること、CILプノンペンの活動や介助研修について地域の人に教えることです。特に、障害者の皆さんが家から出て地域社会に参加して健常者と同じ生活をし、差別をなくしたいと思っています。

Mini-TRYのゴールはCILプノンペンの事務所です。学生の代表チェンダーさんから感想を聞きました。「障害者運動はとても大切です。いろんな障害者のことや介助について分かって、本当に嬉しいです。前は、障害者のことをぜんぜん分かってなかったです。障害者はなにもすることが出来ないし、障害者が変な人みたいだと、思っていました。今は新しい考え方になりました。本当に今日はいろいろ勉強になりました。学校に戻って、友達にこの活動について教えたいです。だから、障害者の皆さん、運動を頑張って下さい。障害者と健常者は同じです。」

そして、CILプノンペンから、証明書が手渡されました。

 終わる前に、参加者の皆さんと一緒に歌を歌って、とても楽しかったです。私たちの希望は、TRY運動と一緒にどんどん大きくなります。

みんなで頑張って、いい社会を作ろう!

top page