「さをりプロジェクト」打ち合わせの報告
2014年3月1日、Ratanaさんと私はプノンペンのインペリアルガーデンホテルにてケンジさんと会いました。
まずRatanaさんと私は、ケンジさんとKimsanさんに会いました。 打ち合わせの内容を以下に報告します。
長い間会っていなかったので、私達は久しぶりの再会を喜びました。本来ならSamithさんにも参加してほしかったのですが、弟さんの結婚式と重なったため、欠席となりました。
ケンジさんはご病気があり、現在療養中です。4月には手術をするそうです。無事に手術が終わり、回復されることを祈るばかりです。
最初の3年間の資金が確保されたことをケンジさんがお話しされました。その後は、バッタンバンのCMCを支援したODAに助成を申し込むつもりだそうです。
ODAから来る資金はさをりプロジェクトの活動のみに使うことが出来ます。さをりの建物を建設する費用は、ケンジさんと彼の友人の家を売却したお金から提供されます。その家はメコンハウスと言って、プノンペンにあります。もし今年の6月に売却手続きがされれば、12月に着工することができるでしょう。
来年に職業訓練所となるデコ村を訪問したいという意見で一致しました。Choun Pealさんも誘った方が良いとケンジさんが言ったので、そうすることにしました。Choun Pealさんは、ODA資金によりカンボジアのCMCを支援した方です。彼は3月にカンボジアに来るそうなので、その時に一緒にKamportへ行くことにしました。彼の訪問により、さをりプロジェクトもODAの助成が得られれば良いと思います。
さをりの建物を建設する土地はすでに確保してあります。地元の自治体から寄付してもらいました。デコ村を訪問した後、費用を見積もって建設を開始するとKimsanさんは言いました。その建物はさをりプロジェクトの大切な拠点となります。もちろん、障害者にとって使いやすい建物にします。障害者法で定められた基準に沿って建設します。
Vitouさんはカンボジア政府とのコーディネーター役ですが、デコ村について話しました。山のふもとにある真新しい素敵な場所だそうです。現在、カンボジア政府に寄付された黄色い家に、およそ300世帯の障害者の家族が居住しているそうです。しかし、現時点で彼らには仕事や収入がありません。Vitouさんは、さをりプロジェクトが始まったら彼らにも恩恵が行くことを願っています。デコ村は「黄金の村」だと彼は言いました。彼もそこに住みたいそうです。
また、Vitouさんは現在カンボジア貿易産業協会で働いているのですが、さをりプロジェクトの製品が良品であれば全部買う意志もあると言いました。これは私達やデコ村の障害者にとって朗報です。Vitouさんの協力に感謝せずにはいられません。
デコ村の近くには2つの学校があり、私の夫もそこで働けるかもしれません。このミーティングは希望に満ちた雰囲気の中、無事に終わりました。プロジェクトを成功させるために、これから皆で頑張っていきます。
アムラ・オム(第10期)
カンボジア
ミーティングの様子1 |
ミーティングの様子2 |