2009年10月2日
私は昨年10月27日に国際ろう者デーのイベントを手伝い、そこで5期生のファズルル・ハックさんに会いました。彼は現在、CFD(中央ろう者連盟)手話研究委員会で活動し、最近は、ろう者の新しい手話の開発事業に取り組んでいます。
私は現在、RSCD(ルフヌ・サマガ・ろう者サークル)で、プロジェクト運営の研修生として働き、10月25日に、実行委員の一員として選ばれました。CFDとRSCDは、私の提案した、手話DVD製作に関するプロジェクトを採択し、今週、全日本ろうあ連盟により創設された「アジアろう者友好基金」に同企画を申請する予定です。また、10月には、ろう者の生活調整計画を始動させる予定です。
一方で、私はろう学校の教師に、パワーポイントを活用した授業方法について指導しています。なぜなら、ろうの学生は常に視覚的に学ぶため、パワーポイントは文字や写真を使った視覚的指導手法として非常に重要だからです。
また、私は、州の近くにあるアムルトインターナショナルのスリランカ支部で、よい提案書を書くための上級研修を受けました。研修は先週から始まり、私にとってこの分野の知識を高めるのはとてもよい経験になっています。アムルトの人たちは、非常に親切で、研修は無料で受講させてもらっています。
私は、英語の文法や作文能力ももっと磨かなければいけないと思います。知っての通り、ろう者が外国語を学ぶのは、聴者より困難なことです。私も普段は、いつも母国語のシンハラ語で考えたり書いたりしているため、日々改善のため努力しています。
私たちをご指導くださった講師の皆さん、素晴らしい研修をしてくれて心より感謝いたします。研修で得た知識や経験はRSCDで働く上で本当に役に立っています。特に、組織としての活動や提案書を作るのに活かされています。
以前は、手話を使っているのを人に見られるのが恥ずかしかったのが、今では、口よりももっと手と指を使って話せるようになりました。今は、障害者のライフスタイルの向上への希望とアイデアでいっぱいです。このように私を変えてくれたダスキン研修のことは一生の財産として決して忘れません。