難民を助ける会におけるプログラム・アシスタントとしての活動と今後のアメリカ研修
私は現在、Association for Aid and Relief Japan (難民を助ける会)でプログラム・アシスタントとして働いています。私達は、障害者とその家族のための職業訓練プロジェクトを2つ終えたばかりです。裁縫コースと、料理コースの二つを実施し、過去1年間で合計約90人の参加者が集まりました。収入創出のために、裁縫や料理のスキルを皆で一生懸命磨きました。
タジキスタンでは、内職で裁縫や料理の仕事をしていても、顧客を見つけるのはそこまで難しくはありません。プロジェクトが終了した後、私達は成果を追うために、フォローアップ活動を行いました。結果、参加者の多くは顧客を持ち、注文を受けていることがわかりました。そして裁縫や料理のスキルのおかげで生活が楽になり、更に自立できるようになったと報告を受けました。
最近では、私達は美容、マッサージコースを行なっています。「美容」はヘア、ネイル、メイクアップです。マッサージコースでは15人の視覚障害者と共に、タジキスタンでとても有名なマッサージのスペシャリスト(視覚障害者)をインストラクターとして迎え、研修を行ないました。
そして4月21日、自分のトレーニングのためにアメリカ合衆国を訪れます。Empower Access Program of American Councilsのファイナリストとして選ばれたためです。オリエンテーションのためにワシントンDCを訪れた後は、ハワイ・ホノルルへ行き、Assistive Technology Resource Centers of Hawaiで1ヶ月間、福祉機器について学ぶ予定です。この間、私はホストファミリーの家で滞在することになっています。とても面白い経験になることでしょう。