CILカトマンズ(カトマンズ自立生活センター)
経過報告:2019年2月
CILカトマンズ(カトマンズ自立生活センター)は、障害者による障害者のための、非営利・非政治的な障害当事者団体です。自立生活をコンセプトに、障害者(PWDs)権利の促進と保護を行うために設立された民間団体です。障害者によって定義された「自立生活」という用語は、あなたのために何かをする、一人で生活をするという意味ではありません。日常生活において必要な援助や支援機器を選択したり、管理したりするという意味です。また、社会が提供しなければならない適切な環境、つまり住居や交通、医療サービス、雇用、同様に娯楽や教育、訓練の機会にもアクセスすることを意味しています。自立生活(IL)は、障害者の人権を促進し保護するための障害者の展望であり、哲学であり、運動であります。
CILカトマンズは、女性子供省や社会福祉省、NPO法人自立生活センターイルカ、沖縄県、JICA沖縄、オーストラリアのボランティアプログラム、Planete Urgence、カトマンズ・メトロポリタン・シティ・オフィス、Attiva-Mente、Associazione Spotiva Culturale Disabilli(AMASCD-サンマリノ共和国)、ネパール政府の援助を受け、ネパールで自立生活の概念を促進し確立するために活動を行っています。
2月は、提案の策定、車いす製造に関する了解覚書、自立生活イニシアチブ、国家公務員試験の準備に関する若い障害者向けの研修で特に忙しかったです。さらに、CILカトマンズはまた、さまざまな国内及び国際的な障害者権利の活動家との関係を構築するのにも焦点を当てました。
2019年2月の間に行われたCILカトマンズによる活動は、以下の通りです。
CILカトマンズのチームは2019年2月1日と7日、ダルバール広場にある首都カトマンズ市役所を訪問し、副市長であるHari Prabha Khadki女史に2回にわたり面会を行いました。私達はカトマンズ市役所が建設し、維持している公共インフラ空間で障害者達がバリアに直面して苦しんでいることを取り上げました。この度、カトマンズ市役所がカトマンズ市内の主な場所に公衆トイレを設置する計画が明らかになりましたが、私達は公衆トイレが障害、年齢、性別に関わり無くアクセスと利用が可能となるよう、トイレをユニバーサルデザインの標準規格に見合ったものにするよう訴えました。副市長のKhadki女史は公衆トイレのデザインについての懸念を私達とシェアするとともに、カトマンズの公衆トイレが国際標準レベルのアクセシビリティを満たすよう彼女のチームと建設委員会に伝えることに同意してくれました。
同様に当センターは特に生活上、大変に厳しい重度の障害を抱える人達の権利を保障するために、カトマンズ市役所と市内にある区役所による支援制度の更新のためのアドボカシー活動を行いました。両役所では現在進行中で間もなく完結予定のデータ収集の経過について情報共有を行いました。また2016年発効の障害者権利条約2016の第42条で謳われた地域の調整委員会の設置も要請しました。幸い市役所はこのような委員会の設置やカトマンズで活発に活動する障害者団体とその他の利害関係者とのコーディネートに大変協力的です。
加えて、当センターのチームは障害者運動の活動家が率いる団体を支援するための政府予算を増額するよう働きかけました。市役所は2018/2019年予算に関して障害を持って生活している人への生活保護、補助機器、健康、教育、エンパワーメントに費やされるべき予算の配分についての説明を行いました。さらに彼らは若手障害者の最近のニーズに応えるための具体的なアイデア出しをするようアドバイスしてくれました。私達は障害の程度が特に重いBクラスの障害者に一週間のトレーニングを施すことに心血を注いでいます。これらの支援の対象になるのは、主に高校の上級コースを修了し、公務員として市民サービスの提供を希望する障害者です。
写真1:CILカトマンズチーム、首都カトマンズ市役所・副市長のオフィスにて
CILカトマンズは女性・子供・高齢者省とのパートナーシップにより、2019年2月10日から15日までの5日間、自立生活スキル向上活動プログラムをSudip Saudさんに対して実施しました。
ネパール・カイラリ地区ティカプール出身の32歳の同氏は2006年以降脊椎損傷を負っています。まず2005年に脳卒中を発症した関係で、心臓の弁の置換手術を必要としています。脳卒中の発症により彼は話すことができない上に、左半身だけが不随にも関わらず、あたかも全身が機能しないかのように感じています。その後、2006年に脊椎カリエスを発症しました。彼は必要な手術を受けるだけのお金を欠いていたのですが、6ヶ月間の薬の処方により徐々に脊椎カリエスから回復することができました。それにより、彼は水力発電会社で3年間の職を得ることができたわけです。しかし、給料が非常に安かったためその会社を離れ、インドでの職を得ることを目指しました。インドで1年間の仕事を経た後、同氏は病気がちとなり体の感覚を失い始めました。そこで病院で検査を受けましたが、担当医はその後の治療方法について家族と相談するよう奨めたので、彼は退職してネパールへ戻りました。
インドから戻って1年後のある日、彼は酷い風邪と熱に見舞われ、ネパールガンジ市の薬科大に担ぎ込まれ治療を受けました。彼はそこで脊椎の手術を受けたのですが、不幸にしていくつかの脊髄神経が寸断され、目覚めた時にはレベルC8の脊椎損傷となっていました。彼はまだ手で何かを掴んだり、手放したりすることが可能で、日常生活に関わるほとんどの動作は可能であるものの、いくつかのより難しい動作については補助を必要としています。車椅子に乗る事はできるのですが、膀胱のコントロールは失いました。
写真2:Saud氏はCILカトマンズでの時間を楽しんでいる。
サンガにある脊椎損傷者のためのリハビリテーションセンター(SIRC)について知ったSaud氏は4ヶ月間にわたってピアカウンセリング、セルフケアトレーニング、コンピュータ研修などを受けることができました。SIRCは彼にCILカトマンズに行き、自立生活のためのスキルについて学ぶよう奨めました。滞在期間中、彼は当センターから介助者サービスを受けることができたので、自立生活や自己決定に関わる介助サービスの役割についてより深く学ぶことができた他、Baneshworエリア近く映画館や買い物、観光に行ったりできました。この研修期間中、料理や食器洗い、洗濯、部屋の掃除などについても学びました。今、彼はさらなるリハビリテーションコースを受講するためにサンガの同センター(SIRC)に戻っています。加えて彼の心臓の病気についての診察も受けています。
この2月には当センターはNew Baneshworのオフィスへ3人を招いての個人向けピアカウンセリングを実施しました。自立生活運動に関してピアカウンセリングは障害者が本当に必要としているニーズが何なのかを知る上で非常に重要な役割を担っています。例えば医学的な手法が必要なのか、精神的な手法が必要なのか、或いはそれらに関わるあらゆることを勘案すべきなのかといったことです。習熟したカウンセラーはクライアントの社会心理学的状況を精査して、適切な解決方法を導き出します。それによってクライアントの障害に対する気付きと受容が深まり、コミュニティで彼らが直面している障害をうまく処理したり、減らすための自信を培うことにつながりました。
私達は障害者がもし機会(チャンス)を持てれば、ほとんどの日常的な問題は解決できると信じています。ピアカウンセラーの役目は誰かの問題を解決することではなく、彼らが適切な解決策を独力で見出すための支援をすることです。ピアカウンセラーはクライアントに対して「何かをすべき」と言ったり、ありきたりのアドバイスをしたりはしません。そうではなく、カウンセラーはクライアントの話を聞き、自分の個人的な経験を話し、問題解決のための機会と資源を探すといったサポートを行うわけです。
Studip SaudさんとAnu Tharuさん、Bhawana Upadhyayaさんが2月のセンターのカウンセリングの裨益者でした。その間センターの副代表であるTek Bahadur Gurung氏が2月10日~15日に実施された自立生活スキルの研修コースに参加していたSaud氏にカウンセリングサービスを提供しました。
写真3:CILカトマンズにてカウンセリングを楽しむSaudさんとAnuさんとBhawanaさん
また、脊椎損傷を患い現在SIRCでリハビリ中のAnu Tharuさんについては、団体の経理担当のDevi Acharya女史が予備的なピアカウンセリングを行いました。Tharuさんは来月には自立生活の1週間のコースを受講する予定です。
子供の頃にポリオに感染して肢体不自由となった19歳のBhawana Upadhyayasさんは団体代表のGanesh K.C,氏のピアカウンセリングを受け、追加でDevi Acharya女史のピアカウンセリングを2019年2月16日に受けました。ピアカウンセリングのコースの間、カウンセラーは彼女の移動のしやすさを適える機能的な車椅子に対する喫緊のニーズを見出しました。彼女は国立障害者リハビリテーション協会(NRSD)に問い合わせを行い、NRSDは彼女の状態を評価し、新しい車椅子を手に入れるために1ヶ月待つように奨めました。このようにCILカトマンズは障害者が必要としているコーディネーションを行って来ましたが、Upadhyayasさんも翌月に適切なマニュアルの車椅子を手に入れることができると確信しています。
CILカトマンズはLalitpurの自立生活センターから、日本のメインストリーム協会の代表たち6人が2019年2月13日-17日の5日間のツアーを行うとの連絡を受けました。当センターは彼らの訪問期間中にバンのサービスを喜んで提供することにしました。アクセシブル・バンの活用で日本の代表団ははじめてのネパール滞在中、安全かつ落ち着いた気持ちで過ごすことができたと信じています。
写真4:日本の代表団とCILカトマンズスタッフのRamesh Neupane氏(右から3番目)
大変エキサイティングなことに、CILカトマンズのAtits 事務所からオーストラリア賞を受賞したRajuna Sing女史を迎え、当センターとオーストラリアとの関係強化を図ることになりました。彼女はオーストラリアの特別支援教育のシステムについてより学ぶために渡豪し、特別教育に関する修士号を獲得しました。私達チームは彼女のオーストラリアでの経験と教育システムに関する話を聞くことができ、大変幸せでした。
当センターのGanesh K.C氏とTek Bahadur Gurung氏はSing女史を歓迎し、センターのミッションやビジョン、ゴールについて紹介するとともに、センターがネパールにおいて自立生活運動の啓蒙に関して指導的な地位にあること、障害者運動へ大きく貢献していることを説明しました。彼らはまたネパールの最新の障害者状況についてやオーストラリア・ボランティアプログラムやオーストラリア賞を通じて同センターがオーストラリアと深めて来たパートナーシップの歴史について情報交換しました。
2018年4月16日-28日の間、当センターの事務局長であるJamuna Subedi女史はオーストラリアのブリスベンを訪問し、インクルーシブ教育の短期集中コースを受講しました。彼女の研修コースへの参加は、オーストラリアのインクルーシブ教育システムとその実践を学ぶための機会を提供するオーストラリア賞奨学金によって可能となりました。16日間のコースはブリスベンのクイーンズランド工科大学で行われました。
写真5:Rajuna氏と彼女のご主人のCILカトマンズへの訪問
オーストラリア政府とネパール政府はネパール国内で活動するNGO、NPOの能力向上に関して協力して来ました。この連携を通じて、当センターは2016年以降、オーストラリアからのボランティアを受け容れています。当センターは主にウェブサイト、フェイスブックの更新、アドボカシーツールであるメールマガジンや冊子の発行、5ヵ年計画や年間計画の策定、組織の構造計画といった作業においてボランティアの専門能力を役立てています。
同様に当センタースタッフ各個人も自分の英語力、報告書や提案書等の文書作成能力、障害者が直面する課題と障害に関する認知・啓発能力を強化することができています。
これらのプログラムを通じてオーストラリア政府から得られた集中的な支援を思い返すと、CILカトマンズはネパールの障害者運動を進めるため、オーストラリアの障害者団体との長期に渡る協働を通じて団体の組織開発、ネットワーク構築、ネパールでのアドボカシー活動に熱心に取り組んで来たことが分かります。私達としては事務所にRajuna Sing女史を受け容れ、ネパールにおけるインクルーシブ教育の推進が必要なエリアでそれを助け合いながら行うように会議で結論付けられたことを大変幸せに感じています。
昨年、CILカトマンズは光栄なことにネパールで初の車椅子での乗車が完全に可能なバン型車両の導入を実現しました。CILカトマンズの幅広い活動実績の一環であるこの成功譚は、オーストラリア人のボランティア、マッディ・ブロードブリッジさんがネパールから帰国した後、オーストラリアの障害者向け雑誌から受けたインタビュー記事の中で紹介されました。このLink Disability Magazineはオーストラリアでは著名な障害種別を越えた総合的な障害者向け雑誌です。CILカトマンズの関係者一同はネパールで初のアクセセシブル・バンの導入に尽力してくれたオーストラリアとソウルの自立生活センター並びに韓国政府に大変感謝しています。また、私達の夢をかなえるべく努力し、私達の成功譚をLink Disability Magazineの記事を通じてオーストラリアで広く知らしめてくれたマッディ・ブロードブリッジさんにもより深い感謝を捧げます。この記事は下記URLの6ページ目から読む事ができます。
https://linkonline.com.au/assets/attachments/blog/69/link-february-2019-web.pdf
写真6:オーストラリアのNational Cross Disability MagazineにおけるCILカトマンズのニュース
a) CILカトマンズはカトマンズ市役所を何度も訪問して、来るべき公務員試験を受ける車椅子利用者対象の一週間の準備クラスを実施するための協調関係構築に力を尽くしました。
あらゆる人が学校や店に行き、食べ、働き生活し、地域社会に参加しています。しかし、車椅子利用者はアクセス不能或いは入場拒否の建物に日々遭遇しています。それ故、移動の権利を享受するための選択権や選択の自由を享受することができず、地域社会に参加してそこに新たな価値を加える活動的なメンバーとして振舞うことも制限されています。旅行や外出をする多くの車椅子利用者は、人々の障害に対する差別的な態度やアクセシブルでない公共施設のために悲しい経験をしています。
1969年のKhagendra新生活センターと国立障害者協会の設立以来50年を経ても、障害当事者は未だに家族、近所の住民、地域社会や国から疎外されていると感じています。CILカトマンズはカトマンズ市副市長のMs. Hari Prabha Khadkiとこの疎外の問題に関して意見交換を行いました。そのおかげで彼女は障害者が公務員試験に臨む際に必要となる知識やスキルを向上させるためのプラットフォームを作ることが至急必要であると理解しました。それで、車椅子利用者は行政サービスに関わる分野で仕事を得るという彼らの夢をかなえるため、試験を統括する委員会が行う試験プロセス作成に参加する機会が与えられました。
CILカトマンズはこの機会を生かすべく、コンセプトノートを開発し、カトマンズ市役所に提出しています。そのための副市長との会議も数回開きました。最終的には行政当局との強固なパートナーシップが確立され、翌月には公務員試験のための1週間の準備コースが市役所で実施されました。この時、CILカトマンズは車椅子利用者に対してこの機会を提供するために、インフラ関係がアクセセシブルとなるよう仕様変更を行いました。
b) 新たに設立されたAMASCD-サンマリノ共和国とのパートナーシップ構築について喜んでお伝えします。AMASCDとCILカトマンズはネパールの子供用の車椅子生産において協働する予定です。ネパール障害者連盟はネパールの2万2千人以上の障害者が車椅子利用による移動を切望していると報告しています。ネパールは年間3万台の手動車椅子を中国、ドイツ、インドから輸入していますが、車椅子利用を切望している人の数には到底及びません。おそらく年間7万台の手動車椅子が必要で且つその数は毎年5千台ずつ増えていると推察されます。一方、7千人の重度障害者が電動車椅子を必要としていますが、実際には日本、韓国、インドから寄付で持ち込まれた中古品を20-25人の人が使えているだけです。一般に海外から輸入された車椅子は体のサイズやネパールの環境に合わないことが多いと報告されています。例えば、日本から持ち込まれたものはサイズが非常に小さく体を締め付けます。また前輪が小さいため、ネパールのようなでこぼこ道では使い勝手が悪いです。反対にドイツや他のヨーロッパ諸国から輸入されたものは大きすぎて、体のサイズに合わず姿勢に悪影響を及ぼします。中国からの輸入品は極端に重く、日常的な利用は困難です。
障害者にとって補助器具へのアクセスは自立生活へ向けて最も高い優先事項です。それ故、CILカトマンズは国内でのオーダーメイド仕様の車椅子生産に関してネパール政府に粘り強い啓蒙活動を行なって来ました。そこで昨年は政府の予算を得て「使い易い車椅子の生産と修理のワークショップ」を立ち上げることができました。そこでのBalaju 工科大学とのディスカッションを経て、車椅子開発の作業場と事務局を置くためのスペースを確保することができました。InfinityラボはまたCILカトマンズがネパールの環境とニーズに堪える新しい手動車椅子の新しいフレームのデザインを行う経験を積んだ技術者を提供してくれました。
現在、2人の技術スタッフがそれぞれ違ったタイプの手動車椅子のデザインに熱心に取り組んでいます。CILカトマンズは今後、作業場のスタッフを増やし、ネパールで継続的に生産する手動車椅子のモデルを1つ2つ選ぶ予定です。
CILカトマンズは2019年3月1日から12月31日までの8ヶ月間の新プロジェクトをAMASCDと立ち上げる予定です。最初の2ヶ月間(3月、4月)は社会福祉評議会の了解、裨益者の特定、車椅子生産に必要な原材料の調達、もう一人のスタッフの増員に費やされるでしょう。生産プロセスは2019年5月に開始の予定でその後は毎月5,6台の車椅子が生産されるでしょう。このプロジェクトの終わりまでには30台の手動車椅子が生産され、地方政府のコーディネートの下、必要箇所へ配送されます。
加えて、CILカトマンズはアドボカシー活動の費用の50%を地方都市の市役所から、25%を州政府から、残りを車椅子利用者から得て実施しています。これらのアドボカシー活動の背景にある目的は地方の市役所、州政府は障害を抱えて生きている人の権利を守り貧困との戦いを支援する義務があることを認識してもらうことです。途上国の多くの障害者は貧困の悪循環の中にあります。この様に、CILカトマンズは移動に困難を抱えている人々のための補助器具(車椅子など)の生産を維持することを見据えています。
c) ヨーロッパの自立生活ネットワークへの加盟
2019年1月30日、CILカトマンズはENIL(ヨーロッパ自立生活ネットワーク)のボードメンバーからの賛助会員として認められました。
ENILは障害当事者、自立生活推進団体、自立生活に関する健常者の同盟者のためのフォーラムです。ENLIは人権と社会包摂のための障害者運動を行って来た代表的な団体で、彼らの運動は連帯、ピア・サポート、脱施設化、民主主義、自己表現、障害種別の超克(クロスディスアビリティ)、自己決定を基盤としています。ENLIのミッションは自立生活の価値、原則、実践を啓蒙すること、すなわちバリアフリー環境、パーソナル・アシスタンスの対策、十分なテクニカルサポートといった障害者権利の保証の必要性を啓蒙しロビーイングすることを目指しています。CILカトマンズはこのミッションに強固に賛同しています。
EU外の国に属する団体は賛助会員の地位が与えられます。賛助会員としてCILカトマンズはENLIの中でアクティブな活動を担うことができますが、本会議での投票権はありません。
CILカトマンズはENLIと共に自立生活運動を世界で広める活動を展開できることに大きな意気込みをもっています。