今月のできごと
Arti UmrotkarさんとSophia Shetty(Bombayろう女性財団勤務)はErnakulum ジャンクションに着いた後、第55回国際ろうデー(2012年9月29日)に参加しました。
第55回国際ろうデーにおいては、Ernakulum地区ろう協会(Kerala州)の提案で、メッセージ集会も行なわれました。免許取得の権利を訴え、行進を行いました。
Muhammed Rafeeq(Kochi市警副長官に新しく就任)を始め、多くの警官の方々が行進を応援してくれました。
Kerela州ろう女性大会が2012年9月30日、Kottayamで開催されました。講義、ビデオ上映、ゲームなどを行ないました。Nizar Moideenさん(写真)はインドろう連合の総書記を務めています。
特別ゲスト:Arti Umrotkarさん(講師)、Sophia Shettyさん(オブザーバー)
また、MuhjaheedさんはKeralaのろう女性(Ragi Raveendranさん、Zeenathさん)をろう女性の教育や発展に関する講義のために招待してくれました。
Arti UmrotkarさんはBombay Foundation of Deaf Womanの歴史について講義を行いました。様々なエンパワーメントの実績や、その他の経験を共有する良い機会となりました。またDeaf Entertainment Mumbai(デフ・エンターテイメント・ムンバイ)の紹介も行い、とても好評に終わりました。 |
Arti Umrotkarさん、Sophia Shettyはこの大会で賞を授与されました。
毎年、賞の授与や寄付金、企業からの協賛などがこの大会で行なわれています。今回、離婚をして自身で生計を立てていくことになったろう女性に、ミシンの寄付がありました。彼女はKerala州ろう女性大会に対し、深い感謝の意を述べてくれました。
故・Anila Parikhさん
Navatri Functionsプログラムは、1987年に故・Anila Parikhさんによって導入されました。彼女は「これはろう女性にとっても、その家族にとっても良い交流機会になる」と強い意志で導入を進めました。現在、このプログラムは多くのろう者達を集め、彼らのスキル向上に大きく貢献をしています。
(下段:左から) Marukh D Bottlewallaさん(会長) Deepa A Virginkarさん(副会長) Sunita Thomasさん(事務局長) Nisha S Kaprekarさん(プログラム長) Sophia T Shetty(監査役) |
(上段<元委員会メンバー>:左から) Hema A Vithlaniさん Vidyulata Jayakarさん Sonal Shahさん Kaushika M Desaiさん Rupa K Sanghviさん Arti Umrotkarさん |
Bombayろう女性財団も25周年を迎え(2012年10月22日)、Arti Umrotkarさん、Anil Virginkarさんにより記念ブックが作られました。
同時期に、「ナブラトリ」(ヒンドゥー教の祭り)も開催されました。
ナブラトリを記念して、様々な品評大会も開かれました。(左から)インドの伝統砂絵アート「ランゴリ」、インドの伝統的なランプ「ディヤ」、ナブラトリドレス
Bombayろう女性財団は1983年12月4日に、数人のろう女性達がDelhiろう女性財団のRenee Kuriyanさんの指導の下、設立しました。
Deepa A Virginkarさん、Aruna J Varadkarさん、Bakula K Dalal さん、Aruna A Vaidyaさん達がMaharashtraのHindu Gymkhanaホールに65人のろう女性を集め、構想を説明したことをきっかけに、発展を遂げてきました。Bombayろう女性財団は「一生懸命働くことが最高のアイディアを人から引き出す」という信念から、「汗と共に勤勉たれ」というスローガンを持って団体を運営しています。
現在、会員は400人を超えました。会員はインドの各地でアート、工芸、舞踊など様々な分野で、「同じろう女性を少しでも元気づけることができたら」という思いを胸に日々活動を行っています。
手話歌唱:「世界は私たちを祝福する」
Sunil Sahasrabudheさんによる講演。ろうであること、をテーマにお話をしていただきました。
同氏による手話についての講演
Deaf Entertainment(デフ・エンターテイメント) チーム:「Deaf baby(デフ・ベイビー:ろうの赤ちゃん)」を公演しました。
パントマイム、演劇、短編ドキュメンタリーなどが催されました。約2000人の参加者とともに、盛り上がりました。
2日間で約1000人の参加者が集まりました。映画監督の方々も開催に向けて力を貸して下さいました。
インド国家斉唱
Deaf Entertainment(デフ・エンターテイメント)チームも2日間上演を行いました(演劇、手話歌唱、短編ドキュメンタリーなど)。
演劇「渦巻官移植」
手話歌唱
演劇「学校生活」
Bombayろう女性財団のコーナーも設けていただきました。
展覧会写真
Pooja Baratさんが第1回ミス・デフ(ろう)・インディアの称号を手にしました。彼女はムンバイ出身です。
ミス・デフ・インディアの出場者とスタッフ達
2012年12月29日、30日Birlaホールにて
約1000人の方々が参加をしてくれました。