Duskin Leadership Training in Japan

活動報告

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第14期生 アンジャナの活動報告

7月の活動報告

カトマンズでの経験(7月3日~)

私は7月3日にネパールへ帰りました。カトマンズで友達の家に4日間泊まりました。カトマンズにいる間、CILカトマンズの人たちに会いに行きました。そしてギタさんの家も見に行きました。その家のドアの前には階段があるから、ひとりで出入りすることは難しいです。その家は新しいです。家を作る前から、「階段じゃなくてスロープを作ってください」と言いましたけど、その人たちは階段を作りました。そのことを聞きながら家を見た時、悲しかったです。周りの人の意識を変えるために、私たちは頑張らなければなりません。

ギタさん(写真右)と私
ギタさん(写真右)と私
ギタさんの家の階段
ギタさんの家の階段

ポカラに戻りました

7月7日にポカラへ帰りました。私の家は田舎にあって、そこで5日間泊まりました。その間、インターネットを全然使うことができなかったです。ずっと家の中で休みました。

11日に、田舎から便利な町へ移りました。今は、友達の家に泊まっています。これから、いろいろなプログラムをしながら、家を探します。

「私たちも・・」キャンペーン

15日に「自立生活社会ポカラ―ネパール(私の団体の名前)」へ行って、「私たちも…(We too…)」というキャンペーンについて話しました。‘We too…’という言葉には、「障害のある私たちもいろいろなことがやりたいのです。勉強をしたり、外へ行ったり、バスに乗ったり、買い物にも行きたいです。なぜなら、私たちも人間です。私たちも人権を使いたいです。」という意味が込められています。

そして、16日にみんなと会議をしました。その時、私がポカラに戻ってきたことを、みんなは喜んで歓迎してくれました。会議で「今の事務所はとても遠いから、来ることはとても大変だ」という意見がたくさん出ました。

そして、みんなで一緒に「私たちも…キャンペーン」の初めてのイベントをしました。この日、ネパールの人たちは、バングルや手のひらにきれいな絵を描きます。好きな人の名前を書く人もいます。そして、その絵を水で洗い流す時に、黒く濁れば恋が叶い、きれいに洗い流されてしまうと失恋すると言われています。障害のある人たちは、恋愛について話すのを恥ずかしいと考えているので、この日に絵を描くことをしません。そこで、私たちのイベントでは、好きな人がいる人もいない人も、障害者も障害のない人も一緒に、車いすの絵を描きました。私たちは、障害があってもみんなと一緒に楽しい気持ちになりたいと思って、このイベントを考えました。私たちも同じ「人間」なのですから。

写真3

この日の夜、女の人たちはみんな、私と一緒に私の友達の家に泊まりました。そして、「次は、私たちの親と一緒にイベントをしよう」と話しました。そうすれば、親も私たちの気持ちが分かるようになって、私たちは家の外に出て、やりたいことができます。ですから、親と一緒にイベントを企画したほうがいいと話しました。

ILS-Nepalの役員のみんな
ILS-Nepalの役員のみんな
みんなで一緒に。いいね!!!
みんなで一緒に。いいね!!!
わたしたちも。。。

わたしたちも。。。

その他の活動

18日、政府の人たちと事務所で短い会議をしました。例えば、「自立生活社会―ネパール」の活動について話しました。

政府の人たちと話している様子

政府の人たちと話している様子

19日、いろいろな学校の学生たちが集まったリーダーシップ研修に行って、障害のこと、バリアフリーのこと、リーダーに大事なものは何かについてスピーチをしました。

写真8

20日は、学校の先生たちを招いて、「障害のある人たちと学校/勉強」について、意見交換会をしました。そこで、私たち障害がある人のためにいつ学校は便利になるのか、どうすれば私たちも勉強することができるようになるかなど、いろいろなことを話しました。リナさんは、どうして学校へ行くことができなかったかをスピーチしました。マンズさんは受障前と今の生活について話しました。そして私は、制度を作ることと周りの人が変わることがどうして大事か、日本はなんで便利か、などを話しました。社会モデルについても説明したから、参加した人はみんな、とてもいい勉強になったと言いました。

リナさんのスピーチ
リナさんのスピーチ
マンズさんのスピーチ
マンズさんのスピーチ
私は社会モデルのことも話しました

私は社会モデルのことも話しました

7月のほかの日は、電動車いすに乗って家を探しに行きました。そして、友達とbarへ行ってたばこを吸いました。たばこを吸うのは初めての経験です。ネパールではあまりよくないことです・・へへ。時間がある時に、ダスキン14期生の友達やてくてくの人たちとスカイプで話しました。

Barでたばこを吸っている写真。へへ v(^o^)v

Barでたばこを吸っている写真。へへ v(^o^)v

さいごに

今は早く、私の家と事務所を探したいです。毎日いろいろなことをしながら運動をしたいから、がんばって探します。そして、本の会社に「私たちも…キャンペーン」について記事を書いて送りました。もうすぐ、その記事が本に載ります。

ネパールの生活はとても大変です。でも仲間と一緒に運動しているから、大変だけどうれしいです。

日本の皆さん、ネパールが変わるよう応援してね!!!

Missing you all…

14期ダスキン研修生
アンジャナ
ネパール

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