皆さん、お元気ですか。
帰国してから連絡をしていなくてすみません。
2014年から今までの、障害に関係するいくつかの活動についてお知らせします。
お楽しみください!
ASEAN障害フォーラム(ASEAN Disability Forum、以下ADF)はASEAN地域の障害者のための、より良い社会を作り出すための当事者団体の集まりです。ADFは当事者団体が障害を含んだ政策策定及びその実施のためのアドボカシー活動を調整するプラットフォーム的な存在です。その狙いは障害及びそのニーズのメインストリーム化です。
詳しくはHPをご覧ください。http://aseandisabilityforum.org/digaleri/
ADFの事務局がジャカルタにあります。
日本から帰国後、私はADF事務局に、コミュニケーションオフィサーとして参加しています。事務局としての基本的な業務の他に、内部及び外部のコミュニケーションフローの管理や、ADFウェブサイトのアクセシビリティレベルの確保などの責任を担っています。
今のところ、視覚障害者や盲ろう者にとって完全にアクセシビリティなウェブサイトにはなっていません。ウェブサイトは洗練された写真や新しいナビゲーションでデザインされていますが、それらはスクリーンリーダーの利用者や点字ディスプレイ利用者にとってはなじみのないものです。私たちはこの問題を修正するためベストを尽くしてきましたので、将来にはより良いアクセシビルなページになることを願っています。
この写真はADFによる、“メディア・センシティビティ”の地域トレーニングの様子です。
次に、タイのThammasakon Hatyai盲学校でのボランティア活動についてお伝えします。
“Life is learning, Learning is sharing, Sharing is happiness”
「人生は学び、学ぶことはシェアすること、シェアすることはハッピーなこと」
2014年11月から2015年1月にかけて、ボランティア教師としてタイ南部のThammasakon Hatyai盲学校へ行きました。
小学生に英語を教えるのは初めての経験でしたが、忘れられない素晴らしい経験でした。江小学生英語を教えることは簡単でしたが、教師と生徒が異なる母国語だった場合、状況は難しくなっていきました。私の生徒は全員タイ人でしたので、英語はとてもわずかしかわかりませんでした。それは彼らの年齢のせいでもあり、小学生レベルの知識量というせいでもありました。また一方で、私がタイ語を全く話せないということもありました。
ですので、私たちは一緒に過ごしながらお互いの言葉を学び合いました。
私も子どもたちも折り紙が大好きでしたので、鳥やユリや星を一緒に作りました。
この経験から言葉はコミュニケーションの際の一番のバリアではなく、他者を深く理解し、他者へ積極的な態度を取ることで、そのバリアを克服できることを学びました。
コミュニケーションとは、相互理解のために、同じ言葉を話すということだけではなく、その他の様々な要素、たとえばジェスチャーやトーン、表情、コミュニケーションをしたいという強い意志などから成り立っているということです。
英語を教える他に、学校の点字出版スタッフや点字教師に、基礎の日本点字を教えました。皆とても驚きましたし、私自身も未だに覚えていることに驚きました。私の点字の能力は良くはありませんが、日本で学んだことをシェアできることが嬉しかったです。それは日本から持ち帰った小さな宝箱を開けるような気持ちでした。
神様とCFBT (Christian Foundation For The Blind in Thailand)に、このような素晴らしい機会を与えて下さったことを感謝します。
2015年の活動を以下に紹介します。(終了したものと現在も活動中のものがあります)
現在、12月までの予定で、一般企業で語学アシスタント・翻訳担当として、水曜日から金曜日まで働いています。
書類・Eメール・テキストその他必要なものをインドネシア語⇔英語に翻訳しています。また、他の社員に対しての、メール返信や電話での会話、他必要に応じてサポートをしています。
これは楽しかったことです!
たい焼きパフェだそうですが、どこで食べたんでしょう???
こちらはココイチカレーです。日本でお気に入りになった食べ物の1つだそうですが、この写真はインドネシア支店のものだそうですよ。