Duskin Leadership Training in Japan

活動報告

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第16期生 ディルショッドの活動報告

ダスキン研修生の皆さん、スタッフと友人の皆様、こんにちは!

皆様には、仕事も順調で、家族共々ご健勝のこととお喜び申し上げます。

今回は私の仕事と、支援を必要としている障害者のために、私が尽力している活動について報告します。

私は親友である、オーラルさんと一緒に、2016年7月に修士号を修了しました。オーラルさんも障害者です。その後、スキルアップのために、同年8月にIELTS試験に合格しました。

その後で就職活動を始めました。しかしそれはとても困難を極めました。障害者が仕事を得るのはとても難しかったです。私たちは、あまりに困難でしたので、到底仕事を得られると思えませんでした。もし私たちにとってすら、そこまで難しいとすれば、他の障害者にとってはどうでしょうか?

今オーラルさんはタシケント情報技術大学で教師として働いています。彼はうまくやっていますよ。

11月から私はタシケント市障害者専門学校で教師として働いています。その学校には男子女子合わせて約500人の生徒がいます。彼らは才能にあふれています。私は子どもたちに仕事の仕方や勉強の方法、家族の助けなしで自立生活を送ることなどを教えています。

私は日本にいた時のこと、日本語やその他の全てのことをたくさん話しました。私の言葉を聞いた後では、生徒たちはとても素敵な気持ちを持ち始めました。それは彼らの未来の人生において、助けがなくてもやっていけると信じ始めたからです。例えば、会社で働いたり、教育を受けたり、スポーツをしたり、家族を持つことを考えることができるようになりました。

それから、私は2つ目の仕事を始めました。“Sergili Mexribonlik” という非営利団体です。“Sergili Mexribonlik” は、タシケント市のSergili地区の障害者を支援する団体です。 約60人の障害者を支援しています。この団体は多くの問題を抱えていますが、みんなで一緒にがんばっていきます。

“Sergili Mexribonlik”の仲間と活動の様子

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さらには、ちょうどムハバットが12月29日に設立した、“SHAROIT PLUS”「タシケント市障害者協会」という非政府団体でも会計として働き始めました。ムハバットさんは以前JICAのプロジェクトで働いた経験のある人です。“SHAROIT PLUS”, は障害者の環境を良くする、という意味です。

将来、私は障害者のための教育コース、働く場所、そして自立生活センターなどを作りたいです。

友人や、双子の妹、そして私たちみんなで、全ての障害者は働くことができる、勉強もスポーツもその他の社会生活を送ることができる、ということを証明していきます!

ディルショッド・ノルムロドフ, ダスキン第16期生、ウズベキスタン

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