HIEU LUUのレポート
2021-2024
私はまだコロナ禍が続いていた2021年4月に日本から帰国しました。仕事を見つけるのは非常に困難だったので、私は障害のある人々のために何ができるかを数か月かけて調べました。
2021年7月、障害者が作ったかぎ針編みの商品を販売するオンラインビジネスを始めることにしました。ビジネスの名前は「まる あみぐるみ」です。最初は友人からのサポートもありましたが、自分たちで顧客を探す必要があることに気づき、できるだけ多くのバザーに参加することにしました。SNSでも広告を出しています。かぎ針編みの販売にとどまらず、少しずつアート作品の販売も行うようになりました。2022年に最初の実店舗をオープンし、現在まで運営を続けています。現在、私たちは22人の障害者とその家族のために雇用を創出しています。
2021年の終わり、ビジネスをしながら国連での新しい仕事も探しました。私は国連の障害者インクルージョン戦略を担当し、ベトナムの政府職員と一緒に働く機会に恵まれました。また、UNDP、UNICEF、UNFPAとも密接に協力しました。この仕事のおかげで、私は事業を維持するための安定した収入を得ることができ、周囲の障害者の自立生活活動に取り組み始めました。
国連で働いている間、私は毎日バスで通勤していました。そして、バリアフリー設備を備えた新しいバスの存在はあまり人々に知られていないということに気が付きました。障害のある人たちを紹介し、バスに乗って出かけることを促すビデオを作ることにしました。幸運なことに、私の動画はTikTokで何百万回も再生され、The GuardianやNHKからインタビューを受けました。動画を見た障害車からも「もっと外出したい」というメッセージをたくさんもらいました。障害を持つ外国人の方々からも、バリアフリーバスがあるのでいつかベトナムを訪れたいというメールをもらいました。
2022年に、私は何年も前にとても活発に活動していた自立生活運動のメンバーに会い、ベトナムで自立生活活動を再建したいと話しました。そしてすぐに彼らのサポートを受け、一緒に働くことを決めました。日本のメインストリーム協会にも連絡し、私の考えを伝えました。メインストリーム協会のメンバーがベトナムに来てグループにインタビューすることになりました。その後、メインストリーム協会に自立生活を運営する能力があることを証明できるまで、何度か面接を重ねました。最初の面談から2年以上が経ち、ようやくハノイに自立生活センターを開設する支援を得ることができました。2023年、私は韓国で行われた志ネットワーク会議に参加しました。2024年8月、志のメンバーとたくさんの障害を持つ日本人がベトナムセンターの開所式に出席するためにベトナムを訪れてくれました。志ネットワークからの励ましと支援にとても感謝しています。これからも活動を続け、できるだけ多くの障害者に自立生活サービスを提供できるよう、全力を尽くします。