題名
社会福祉の分野における日本の障害者及び高齢者のサービスは有名です。障害者及び高齢者のサービスにおいていい面があります。ほんとうに障害を持つ人は生活を楽しんでいると思います。日本ではバリアフリー化が進んでいます。しかし、その反面、昔からの差別が少し残っているように感じました。
日本の経済成長は早いです。世界の中でも経済状態はよいと思います。日本では歴史と技術・状況が変わるのが早い。日本の高度経済システムは安定していてぐらつくことがありません。今、不景気の真っ只中にありますが、その影響はないと思います。
この一年間日本国内を回っていろいろな経験ができてよかったです。日本の状況、例えば習慣・文化・言葉・価値観など大変勉強になりました。日本の文化・気持ち・人々の3つの良い面がありました。その理由は、現代の社会状況を見ていると昔からの文化を維持しているように思ったからです。
フィリピンのろう者の生活向上のために日本聾唖連盟、手話通訳者養成プログラム、ろう教育の3つについて研修しました。そこで学んだことをフィリピンに持ち帰って仕事をしてみたいです。
フィリピン聾唖連盟会長として、フィリピンの聾唖者の生活を向上させることを強く望んでいます。手話、ろう教育、ろう運動、行政、またはリーダーシップ研修の分科会を設けるとよいと思います。なぜなら知識や経験などに意見を交換し合う場として、自分の知識を高める目的もあるからです。知識と経験を積み重ねることによって、いずれフィリピンの政府と交渉することができるようになると思います。
アメリカのろうあ協会は長い歴史とろう文化を強く提言し、また言語としてのアメリカ手話(ASL)の重要さを主張しています。日本聾唖連盟は差別をなくす運動をしています。また、ろう者のために福祉システムの改革を要求し交渉を行っています。第2次世界大戦後に子供たちへの教育が義務付けられました。行政と差別をなくすろうあ運動、社会福祉システムが長い時間をかけて設立されました。まあ、今は日本手話が流行しています。
フィリピン聾唖連盟の運営を改善する必要があるということを日本聾唖連盟で研修しているときに感じました。日本聾唖連盟は地域ろう協会、県ろう協会、関東ろう協会、日本聾唖連盟の4つから会費を集めて運営しています。それらの会費を地元のろう協会に納めたり、寄付行為も行っています。また手話の本やビデオの販売も行っています。会費を納めてもらうのは日本聾唖連盟の資金を作るためです。それを基にろう運動をすることができます。
総会、分科会を行っていく中ではっきりとした目標が出てきます。討論大会などでろう者が困っている生活上の問題など課題を集めてそれを解決することができると思います。話し合うことによって、みんなの心を一つにしたり、改めて話し合うことの必要性を感じることが出来ます。みんなで計画を立てた結果、プラスになるなどいい面もあります。
日本の健聴者は日本手話に興味があるみたいなので、日本手話が注目されていると思います。国の福祉は手話ボランティア改善計画を立てましたが、3年後2つの新しいプランに変更しました。1989年に手話通訳士試験を創設しました。そこで大切だと思うのは例えば病院に行ったとき、裁判を行うとき、カウンセリングをするときなどにひつような場合があると思うので、通訳をする人は県(地域)の仕事と通訳を一緒にするとろう者にとってはすごく安心すると思います。JFDは手話通訳研修センターを建てることを望んでいます。
国立身体障害者リハビリテーションセンターにある手話通訳学科は今年4月から2年制の課程が設けられました。
そこでは生徒たちに一切日本語を使いません。なぜなら生徒たちは簡単に日本語に頼ってしまったり、こだわってしまうからです。ろう者とのコミュニケーションが自然にできるようになるために、生徒たちに自然に手話が使えるようにアプローチしながら教育します。手話を理解するだけではなくろう者の置かれている状況を把握することも必要です。また、通訳の仕事をするときに常識もわきまえておく必要があると思います。それができるようになると一人前の手話通訳者になれると思います。
ろう教育では、先生が生徒に勉強の内容などに興味を持たせる必要があります。日本でろう学校を見学しているときに、先生が生徒に対して真剣に教えていました。ろう重複者とろう者は別々に指導をしていて、特にろう重複者の場合は2時間指導していて大変だと感じました。ろう学校の中に色々なせんもんの勉強ができる分野があり、色々経験することができていいと思います。
フィリピーノ(フィリピンに住んでいる人)が日常で使っている手話を研究した後、手話の本やビデオを作製する予定です。その利益をフィリピンろうあ連盟のオフィスを建てるのに使ったり、運動をするための資金に使い、フィリピンのろう者のための情報を増やし、そこからいろんな議論を交わしあいながら知識を豊富にさせたいです。もし運営がうまくいったり周りからサポートをもらえるようになったら、明日のために明るい希望であふれた社会を作るために差別をなくしみんなが平等に暮らせるようにみんなで力を合わせていきたいです。