2001年8月、日本に来た時、私はとてもびっくりしました。なぜならフィリピンよりいっぱいの重度障害者を見たからです。日本の障害者の生活はいつでもどこでも動くことができます。障害者がひとりでどうやって生活できるかを見ました。日本の障害者は、料理など日常生活の中でアシスタントしてもらいながらひとりで暮らすことができます。日本では障害者のためのアクセスはとても良くて、電車やバスやトイレなどどこでも簡単に動けます。
重度障害者が話したり、書いたりできる道具や、コミュニケーションのためにコンピュータを使うのを見ました。日本の障害者は普通に生活できるので難しくないと思います。日本は障害者に親切なので日本の生活が好きです。
9月から11月まで日本語を勉強しました。コミュニケーションのために日本語を勉強しなければなりません。日本語を初めて勉強するので、とても面白かったです。毎日の生活でサバイブするためのベーシックを勉強しました。今では日本語を話せます。ひらがなとカタカナを読んだり書いたりできます。日本語を勉強してとても嬉しいので、これからも忘れないようにしたいです。
12月から6月まで個別研修をしました。研修の目的と習ったことは、
これが6ヵ月の個別研修で勉強したことです。私の個別研修は福島、西宮、福井と東京でありました。この知識は私の組織で使えるのでとても大切です。アドボカシーとネットワークについてが一番役立つと思います。自立生活センターと、プログラムはとても良いアイデアをくれました。ILは障害者にひとりで生活することを教え、介助無しに何でも出来るようにトレーニングします。日本での障害者の状況は政府や会社、他の組織が支援してくれるので羨ましいと思います。
障害者運動ではバリアフリーの運動が一生懸命行われてとてもいいと思いました。いろんな障害のタイプの人がお互いにコミュニケーションできることは素晴らしいと思います。ピアカウンセリングもとても好きです。フィリピンではピアカウンセリングは障害者と健常者で行いますが、日本では障害者と障害者で行います。これはお互いの気持ちが分かるのでとても大切です。これについて勉強しました。
12月25~28日に初めてスキーをしました。どうやってコントロールするか分からないし、とても速いので怖かったです。1日経ってコントロールを覚えたのでとても楽しくなりました。以前はスキーは健常者しか出来ないと思っていましたが、障害者も同じように出来ることが分かりました。
私の思い出の場所はディズニーー・シーと奈良、京都、USJです。ディズニー・シーとUSJはとても面白く楽しかったです。ここに行くのは初めてで他の研修生や障害者と一緒に行きました。奈良と京都は文化的でとてもきれいでした。忘れられない場所です。
自立体験研修ではアパートに住んでいました。ひとりで住んで料理をしたり、スーパーに行ったり洗濯や掃除をしました。これも初めてです。私の国ではひとりでは生活できません。日本で私は自立しました。とても大切な事です。
スキーのあとホームステイに行きました。岐阜では前田さんの家でホームステイしました。私の家族の前田さんはとても親切で、約1週間一緒でした。とても楽しかったです。岐阜の観光に行ったり、娘さんと甥ごさんと話したり、レストランで食事をしました。たくさん思い出ができました。岐阜ではたくさん雪を見て楽しかったですが、とても寒かったです。1週間ホームステイできて前田さんに感謝しています。
フィリピンではいろんな組織でトレーニングやセミナーで教えるつもりです。日本で習った知識を国の仲間とシェアしたいです。最初にしたいことはフィリピンで障害者のためのアクセス運動です。次に障害者のための自立生活センターを作りたいです。リーダーもトレーニングしたいです。組織の管理も大切なので、アドボカシーとネットワークの仕方もシェアしたいです。10年後には日本で習った知識をフィリピン全部の障害者の組織とシェアしたいと思います。
ダスキンのプログラムは障害者にとってとても大切です。ダスキンは障害者をサポートし、トレーニングしてリーダーを育てます。ダスキンの研修生になってとても幸せです。個別研修や仲間を通していろんな事を勉強してとても強くなりました。ダスキン愛の輪基金にとても感謝しています。大変ありがとうございます。