日本人はとても障害者に対して協力的で驚きました。東京は障害者にとって、とてもアクセスが良いです。電車、バス、タクシーで簡単に移動して出歩くことができます。駅員は障害者にとても協力的です。すばらしいことです。東京には車いす利用者用の特別なタクシーもあります。タクシーで自由に移動できて素晴らしい経験をしました。東京のバリアフリー環境はすばらしい。

他の都市にも行きました。一番好きなのはアクセシブルな歩道です。視覚障害者の点字ブロックの歩道は素晴らしい。スロープはよくデザインされています。車いす利用者にとって、電動のドアはとてもアクセスが良いです。また、信号機にある、横断歩道を渡る際の音の鳴るボタンも良いです。しかし、これは東京のどこにもあるわけではありません。点字ブロックは視覚障害者にとって良いですが、道路そのものは好きではありません。とういのは、デコボコなので手動車いす利用者にとっては本当に難しいです。

日本語クラスはとてもおもしろかった。いろいろな国の人が一緒になって学び、それぞれ異なるアクセントで話します。ときどき、上手に発音することができませんでした。しかし、指導方法はとても上手だと思います。先生の教え方にとても感心しました。日本語を教えるとき、先生は少しだけ英語を使いました。クラスはとても楽しかったし、よく理解できました。

障害者ﾘﾊﾋﾞﾘﾃｰｼｮﾝ協会情報センターで、DAISYの制作、ウェブアクセス、障害者のアシスティブテクノロジーを学びました。また、ウィンドウズと電子メールの使い方について、２つのマニュアルをつくりました。私は、この技術は障害者の生活を変えると思います。この技術で、視覚障害者や他の障害者は多くのことを学ぶことができます。私たちはいま、情報技術の時代にいます。これは障害者を助けることになると思います。私は情報を信じています。情報は世界の障害者の生活を大きく変えると思っています。

河村先生からたくさんのことを学びました。例えば、どうやってインターネットを活用するか。インターネットは世界最大の図書館です。ある日先生はおっしゃいました。“リーダーシップとは独裁的ではなく、ファシリテーターなのです”

障害者や老人のユニバーサルデザインについても学びました。日本では、アクセスの良い交通の設備があります。電車、バス、船も障害者にとってアクセスが良いです。しかし、エレベーターのない駅もいくつかあります。障害者にアクセスの良くないバスもまだあります。

また、私は自立生活についてヒューマンケア協会で学びました。

ダスキン研修はいろいろな国の若い障害者を集め、お互いにリーダーシップスキルを高め、障害者問題や権利擁護について理解を深め、学ぶ機会を与えてくれます。この研修は障害別を超えたプログラムです。私は多くをこの研修生から学びました。これはとてもすばらしい学びの経験となりました。日本でどれくらい学んだかを説明することは難しいです。本当にダスキンに感謝しています。