私は、2003年9月2日から3ヶ月間、日本語を勉強しました。私は、異なる国々から来た他の研修生と一緒に勉強しました。研修生は異なる国々から来ていたので、そのクラスはとても興味深いものでした。なぜなら私たちは時々、自分たちの母国語を使ったからです。でも、それを理解する人は誰もいませんでした。研修のとき、私は日本語を一ヶ月で話せるようになると思いましたが、日本語は難しい言語のため不可能でした。だから、私は人とコミュニケーションができませんでした。
語学研修が終わって直ぐに、私は車いすの作り方についての研修を受けるために、岐阜県と富山県に行きました。岐阜県では、日本の中でも大きい方の車いす工場を見ました。その会社の名前は、松永製作所です。その会社では、個々の障害者のニーズに合わせた車いすを作っていました。これはとてもよかったです。なぜなら、パキスタンにはこのようにして車いすを作るところがないからです。
ホームスティとして日本の人々と過ごすために、私は一週間を与えられました。でも残念なことに、初めの二日間は自立生活体験室に宿泊したので、家族という雰囲気はありませんでした。家族が私と過ごしてくれる時間がなかったので、ホームスティに対する私も希望は空しくなり、とてもショックで悲しくなりました。二日後、自立生活センターの人たちと友だちになり、楽しくなりました。ホストファミリーとは楽しい時間を持つことが出来ませんでしたが、自立生活センターの人たちが自分たちの家に連れて行ってくれました。彼らとは、友だちとして楽しい時間を過ごしました。
私は、日本はバリアフリーで、エレベーターなどが整備されているのでアクセスだと思います。点字ブロックもその一例です。日本のバリアフリー社会の様を見て、私は大変驚き幸せになりました。日本の人々、特に駅員が優しくその対応のよさに、私は色々なところへ出かけたいという気持にさせられた。
1月からは、複数の異なる自立生活センターについて研修しました。私が研修した自立生活センターは、メインストリーム協会(西宮)とヒューマンケア協会(八王子)、AJU車いすセンター(名古屋)、自立生活センター・パートナー(大阪)です。それらのところは東京で話される日本語とは違う日本語で話すので、私にとって自立生活運動について学ぶことはとても難しいことでした。でも、皆が易しい日本語で教えてくれたので、とりあえず彼らが教えたいと思ったことは理解できました。彼らはとても親切でした。私は自立生活プログラムについて学び、自信もつきました。私はピア・カウンセリングと自立生活プログラムについて勉強しました。また、この研修期間中に、精神障害など異なる障害についても知ることが出来ました。日本に来る前、私は精神障害について何も知りませんでした。私は障害者とそのような人々のシステムについて、ふかいいんしょうを受け元気付けられました。国のサポートがとても良いと思いました。私は個別研修の間に3箇所の施設も訪問し、多くの人々と会いました。そこには自由もなく自己選択もないので、良くないと思いました。全ては障害当事者のニーズに基づいて決定されていなくて、4人から6人が同じ部屋に入れられていました。
私は他の研修生とともに、新潟県へスキーに行きました。パキスタンで、私はスキーの経験はありませんでした。私の国では、障害者がスキーをするなんで考えられません。私も同じ気持でした。でも、全部の研修生がスキーをすることができました。とても良い経験でした。他に、9月から11月にかけて週に一度、水泳も教わりました。また、車いすレースに参加し、43人中2位でした。
私は、ユニバーサルスタジオや大阪万国博覧会公園、ディズニーシー、ディズニーランドなどにも行きました。
本滞在中、私はたくさんの友人を作りました。私は他の6人の研修生と多くの時間を共有したので、彼ら自身のことや彼らの国々のことを知るようになりました。特に、スリランカからの研修生のハック、彼は聴覚障害を持っており、私も手話ではなすことができなかったので、初めはコミュニケーションを取ることがとても難しかったです。でも、彼はゆっくりと手話を教えてくれたので、今は何とか彼と会話することができるようになりました。手話はとても興味深いです。
この研修事業は、私にとってとても良い機会でした。アジア太平洋地域の異なる国々から異なる障害をもつ人々を招くというこのプログラムは、若い人々にとってとても有益なプログラムです。私はダスキンに一年を捧げた替わりに、人生の指針を見つけました。このことは、私の前途がスムーズに行くことを助けてくれるでしょう。このプログラムに対し、本当に感謝します。私のこのような機械を与えてくださった、ダスキン愛の輪財団の方々やリハ協のスタッフに感謝します。日本滞在中にお世話になった先生や友だち、関係者の方々全てに感謝したいと思います。