Duskin Leadership Training in Japan

最終レポート

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ラシェッドウズマン・チョウドゥリィのファイナルレポート

研修の目的

点字図書館とパソコンの研修とDAISYの作り方と企画書の作り方を研修するために去年の8月30日に日本へきました。

日本の食べ物と飲み物

バングラデシュの食べ物と日本の食べ物の料理の方法は全然違います。日本の飲み物とバングラデシュの飲み物もぜんぜん違います。でも、私は日本へ来てから、日本の食事が大丈夫でした。日本の食べ物と飲み物、たとえば、鯖と鰆と鱈とすきやきとチャンポンと刺身と豆腐とわんこそばと梅酒と日本酒とチューハイといろいろな食べ物と飲み物を食べたり飲んだりしました。それらと同じ食べ物はバングラデシュにありません。

3ヶ月の日本語研修

3ヶ月ぐらい日本語を勉強しました。日本語を勉強していた時、毎週水泳に行きました。泳ぎ方を知りませんでしたけど、先生たちは泳ぎ方を私に教えてくれました。

私たちは大阪と神戸と名古屋へ行って、いろいろなイベントに参加しました。私は初めて名古屋でマラソンをしました。でもその時、私は疲れました。

神奈川工科大学で日本語のスピーチをしました。日本語のスピーチは初めてでした。難しかったですけど、私たちはがんばりました。

ホームステイとスキー

12月27日から1月3日まで、私は岐阜でホームステイをしました。ホームステイの時、日本のお父さんとお母さんと一緒にいろいろなところへ遊びに行きました。私はそこで盲学校と動物園に行って馬に乗りました。

1月20日、私たちは新潟へスキーに行きました。バングラデシュで雪がぜんぜんありませんから、スキーは初めての面白い経験でした。新潟は日本酒が有名ですから、そこでたくさん飲みました。おいしかったですね。

個別研修:

1.日本点字図書館

12月13日から個別研修が始まりました。はじめに日本点字図書館で2週間研修をして、日本点字図書館の歴史と運営についての話を理事長の田中さんから聞きました。点字の本を作るためのいろいろな機械を初めて見ました。

2.愛光

千葉県にある愛光で3週間ぐらい研修をして、いろいろな経験をしました。そこに点字図書館と視覚障害者と重度障害者の仕事を作るためのセンターがあります。私は障害者が点字の名刺や服などを作っているのを初めて見ました。千葉県では盲学校も見学しました。

3.佐賀県立点字図書館

佐賀県立点字図書館で1ヶ月間、研修をしました。そこで本の作り方とDAISYの使い方を教えてもらいました。視覚障害者の協会と点訳ボランティアについて勉強しました。いろいろな情報をもらって、新しい経験をしました。巡回図書サービスも勉強しました。これはとてもいいサービスです。佐賀でもいろいろな重度障害者と会って、障害者の生活についていろいろな経験をしました。館長の竹田さんはとても親切でした。いつも私のことを心配したり、手伝ったりしてくれました。私たちはいい友達になりました。研修が終わるとき、竹田さんは駅まできてくれました。そして、握手をして別れました。そのときは、とても寂しかったです。

4.島根ライトハウス

松江市にあるライトハウスライブラリーで3週間研修をしました。パソコンの勉強と録音、新聞作り、指点字、魚(まぐろ)料理作り、おにぎり作り、点字印刷などいろいろな勉強をしました。塩沢さんはいつも私にパソコンのいろいろな情報を教えてくれました。そして、出雲大社と堀川へ見学に行って、船に乗りました。そこで専門学校を見学して、新しい体験をしました。

島根で初めて指点字を覚えて、盲ろう者と話しました。それまで、盲ろう者と話をする方法を知りませんでしたから、とても感動しました。それから、私は盲ろう者の山本さんの家にホームステイしました。そして花見にも一緒に行きました。浅野さんと一緒に盲学校へ見学に行って、視覚障害者の勉強のいろいろなシステムも見ました。島根で研修をして多くの知識をいただきました。

5.障害者授産所ウイズ

浜松のウイズで1週間ぐらい研修をしました。斯波さんにウイズの歴史と白杖の作り方、草むしり、障害者についていろいろな哲学と情報を教えていただきました。斯波さんと一緒に大学や専門学校にも行きました。私は大学生と一緒に斯波さんの講義を聞きました。内容は「障害者とダスキンの研修プログラムについて」です。

6.パソコン教室スラッシュ

荻窪の視覚障害者のためのパソコン教室スラッシュで1週間コンピュータの研修をしました。そこで圓山さん、高橋雅恵さんと高橋倫花さんとボランティアさんにダイヤルアップとホームページの作り方とホットメールチャットと点訳する方法を教えていただきました。

7.盛岡

盛岡の桜井先生は前に盲学校の先生をしていました。先生の家の中に、「手で見る博物館」がありました。私はいろいろな動物と魚のはく製やいろいろな機械をさわりました。さわると、いろいろなことがよくわかります。とてもいいと思いました。盛岡で初めてわんこそばを食べました。91杯だけ食べました。

グループ研修

グループ研修をした時、私たちは日本財団とJICAへ見学に行って、たくさん情報をいただきました。グループ研修をした時、ほかの研修生から影響を受けて、私は自立生活センターについて教えてもらいました。それは新しい概念でした。それから仲間作るために新しい方法を知りました。そしてリーダーについて2日間の講義を聞いて、大切な概念を教えてもらいました。それからプレゼンテーションについていろいろな面白い方法を教えてもらいました。

私の夢

私はバングラデシュで初めての点字図書館を作る夢があります。でも、日本に来る前は、自信がありませんでした。私は日本で多くの素晴らしい日本人に出会いました。そして、多くの経験をしました。今、私は夢を実現できると信じられるようになりました。

最後に

私は日本の文化と社会システムと教育と障害者の運動と政治と歴史と生活する方法について想像できない、忘れられない体験をしました。そして、6人の研修生はとても親切でした。私は6人の友達から多くのことを学びました。

多くのすばらしい機会を与えてくださったダスキンや日本人にとても感謝しています。バングラデシュに帰っても決して忘れません。みなさん本当にどうもありがとうございました。

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