Duskin Leadership Training in Japan

最終レポート

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マーク・エスペソールのファイナルレポート

日本語のクラス

私は9月から12月まで日本語を勉強しました。日本語の先生達はとてもやさしいです。私は日本語の発音がじょうずではありませんでした。そして、いっぱい間違いがありました。でも、先生は私にやさしく教えてくれました。そして、ほかの研修生も私に日本語を教えてくれました。研修生は違う国から来ましたけど、一緒に日本語研修をがんばりました。日本語クラスが終わった後も、一緒に話したり、遊んだりしました。私たちは兄弟のようになりました。私は研修生からチームワークを習いました。日本語のクラスが終わったとき、とても寂しかったです。

戸山サンライズ

東京で生活する間、戸山サンライズに住んでいました。戸山サンライズはとても静かで便利なところです。近くにスーパーやコンビニもあります。戸山サンライズは私の家のようです。スタッフはとても親切で、やさしいです。私が病気のとき、いつも心配してくれました。

個別研修

自立生活センタースタジオIL文京

最初の個別研修はスタジオIL文京でした。私は樋口さんに、アメリカと日本の障害者運動や、ピアカウンセリングについて教えてもらいました。そして私は初めて一人暮らしをしました。一人で料理を作ったり、買い物に行ったりしました。スタジオIL文京で私は初めて言語障害のある脳性まひの人と会いました。私は日本語が上手ではありませんから、コミュニケーションはとても難しかったです。でも、私と同じ障害のある人と話をしたいですから、私はがんばりました。

自立支援センターぱあとなぁ

それから私は1ヶ月ぐらい大阪で研修をしました。ぱあとなぁの研修は1週間でしたけど、私はぱあとなぁの自立生活体験室で3週間暮らしました。いつも研修が終わった後、ぱあとなぁのスタッフと一緒に冗談を言ったり、遊んだり、料理を作ったりしました。私は初めてボーリングもしました。フィリピンで障害者はボーリングができませんから、とてもうれしかったです。

自立生活センター・あるる

あるるで1週間研修しました。安原さんと東谷さんはあるるの歴史を教えてくれました。そして、ビデオを見て勉強しました。例えば、「青い芝の会」は、日本で初めての障害者の大きな運動でした。「ADA-Americans with Disabilities Act」を見て、アメリカの障害者リーダーがアメリカの社会を変えたと分かりました。ビデオの中には、障害者の力がたくさんありました。私はパワーをもらいました。それから東谷さんのワークショップを聞きました。そのワークショップは障害者の施設と地域の自立生活についてです。障害者が施設で生活するとき、いつも頑張らなければなりませんからとても大変です。でも、自立生活をして地域に住むとき、自分で生活をコントロールできますから、楽しくなります。

自立生活センター・まいど

まいどの研修のとき、福祉ホームへ行きました。そこは、障害者の自立生活を手伝っています。部屋の中は障害者のために作りますから、とても便利です。まいどの研修で、重度障害者に必要なものについて、知識をもらいました。国に帰って、自立生活センターを作る前、私は障害者のニーズをよく考えます。

自立生活夢宙センター

夢宙センターで、障害者の権利擁護を勉強しました。それからいるかデイセンターを見学しました。そのセンターは重複障害者を助けてあげます。スタッフは毎日障害者に音楽を演奏してあげます。音楽を聞くと、障害者は笑顔になります。私も一緒に音楽を聞いて、優しい気持ちになりました。

ヒューマンネットワーク熊本

ヒューマンネットワーク熊本で研修したとき、私は小学校と中学校と大学に行って講義をしました。例えば、車いすと電動車いすのことを小学生に教えてあげました。フィリピンの障害者の生活について、中学生や大学生に講義をしてあげました。私は教えることが大好きですから、うれしくなりました。

AJU自立の家

3週間ぐらいAJUで研修しました。AJUのデイセンターでは、重度障害者に自立生活について教えてあげます。自立生活プログラムで、「自己決定と自己責任」について教えます。それから、重度障害者はコンビ二で買い物をしたり、遊びに行ったりして、いろいろな経験をします。そのプログラムは、障害者に自信をあたえると思いました。AJUはたくさん研修があって、一番厳しかったです。AJUの研修が終わった後、私は真面目で熱心な人になりました。

DPI日本会議

私は宮本さんと一緒に駅に行きました。そこで、障害者が駅のバリアフリーについて、交渉していました。障害者は駅にエレベーターとスロープがほしいです。交渉のときの日本語は難しいです。内容はあまり分かりませんでしたけど、障害者の気持ちを感じました。

自立生活センター立川

CIL立川の研修で、出前講座を見学しました。そのプログラムはCIL立川のスタッフと立川市の職員が小学校や中学校に行って、先生と学生に障害者について教えてあげます。講義を聞いたとき、子供たちは、障害者と障害のない人は同じ人間と分かります。このプログラムをたくさんあったら、差別はだんだんなくなると思いました。とても素晴らしいです。

バリアフリーの研修

今福さんと一緒に、電車とバスと駅のバリアフリーチェックをしました。バリアフリーは障害者だけじゃなくて、誰でも必要と思います。東京のバリアフリーはいいです。障害者も高齢者もベビーカーも電車やバスに乗ることができます。10年後、東京は全部バリアフリーになると思います。今福さんはとてもいい先生です。バリアフリーについてたくさん教えてくれました。

ヒューマンケア協会

ヒューマンケア協会で研修のまとめをしました。中西さんは色々な相談にアドバイスをくれました。中西さんはフィリピンの障害者の団体を助けたことがありますから、私は嬉しくなりました。ヒューマンケア協会で障害者の知識とパワーをたくさんもらいました。

ホームステイ

私のホームステイは沖縄の新垣正樹さんの家でした。正樹さんは沖縄のきれいなところにたくさん連れて行ってくれました。沖縄は暖かくて、海と山がたくさんあってとてもきれいなところです。まるで天国のようでした。ホームステイのことは忘れられないです。

スキー研修

私は2日間、新潟でスキーをしました。新潟は雪がとても多かったです。私は初めてスキーをしました。先生と一緒に高いところに行って、たくさん滑りました。雪遊びもたくさんしました。スキー研修はとても楽しかったです。

日本で出会った人たち

日本で私はいろいろな人に会いました。樋口恵子さんは私の最初の自立生活の先生です。樋口さんは障害者運動の歴史を私に教えてくれました。樋口さんの忘れられない言葉は“Disability is a power and gift”です。私はその言葉をいつも思い出します。奥平さんは最初のダスキンの研修生で、私と同じ脳性まひです。奥平さんは障害者のいろいろな知識について私に教えてくれました。奥平さんは“You are not alone”と言いました。その言葉は忘れられません。その人たちは私にインスピレーションをくれました。

フィリピンに帰ったら

イロイロで自立生活センターを作りたいです。そして自立生活プログラムをしたり、重複障害者や重度障害者のために活動したりしたいです。そして弁護士になるために勉強もしたいです。

最後に

このプログラムは障害者にとって、とてもいい研修です。なぜなら、この研修は障害者に知識と経験と自信をくれるからです。このプログラムはアジアの障害者の希望です。

障害は力です。私はどこでも行って、障害者のために頑張ります。頑張れば、政府や社会を少しずつ変えることができると思います。

この研修はいつも私の心の中にあります。みなさん、本当にありがとうございました。

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