今週の月曜日の(12月27日)午後ホームステイのオリエンテーションがあった。 火曜日から(12月28日)皆さんは別々のところへ行った。 私は火曜日には東京から大阪に行って水曜日によしださんと熊本へ行く予定があったので長い時間がかかった。 大阪ではよしださんは手伝って、ホテルを案内してくれた。泊まったホテルは空港のそばにあった。 ちょっとさびしかったので明日をすごく期待していた。 ホームステイの最初の日もよしださんは皆さんとずっといって、一緒に食事をしたり温泉に入ったりした。 よしださん、どうもありがとうございました。
2.水曜日に(2010年12月29日)家族と初めて会いに行くので朝速く喜んで起きた。 私のホストファミリは池澤さんの家族だ。お父さんとお母さんと兄弟が三人いる。弟さん一人はアメリカで、 妹さん二人は熊本の有名な学校で勉強している。大阪から飛行機で一時間かかって熊本に着いた。 空港にお母さんは車で迎えに来てくれた。お母さんはいつも笑ってくれてとても親切で優しい人だ。
きれいで便利な家に入るとピアノとバイオリンの音を聞こえたら私はもっと嬉しくなった。 クラシックが好きのでよかったと思った。その時から真子ちゃんと佳子ちゃんは家にいる時には いつも楽器を弾いてくれて、出かける時でも車の中で歌を歌ってくれてとても上手だ。 そして水曜日には池澤子供クリニックを見学した。お父さんはいい医者ので病院に来る人は多い。 だから仕事はとても忙しい。家にいるのは少なかった。昼には金曜日と土曜日しかいなかった。 家に私は諒ちゃんの部屋で寝た。お部屋には本がたくさんあった。諒ちゃんは本が好きで勉強が上手だと思う。 今日から私は池澤さんの家族でゴンちゃんになった。皆さんは私がゴンちゃんと呼ぶようになった。 私が日本語が少ししかわからないので日本語を聞いてもよくわからなかった。 家族の皆さんも私の話を聞いても意味をよくわからなかった。でも私達はピアノとバイオリンの言葉で、 クラシック ミュジックで話した。
九州、特に熊本には今年一番寒かった。雪がたくさん降って山は白いだった。外はちょっと寒かった。 でも暖かいハートで家族の中では私も暖かくなった。お母さんは私を古い町や阿蘇山や熊本城へ つれて行ってくれた。毎日いろいろな所へ行って面白かった。熊本は火山がたくさんある。 年末には毎日温泉に入った。入った温泉はお湯によっていろいろだった。
そして毎日新しい味をテストした。馬刺しや小さい船の中に入れた料理やお雑煮やおせちなどは 初めて食べた料理でおいしかった。とくに31日の晩と1日の朝の料理はおいしかった。 私は刺身が好きのでいろいろなところで食べたが、2010年の最後の食事の時食べたのは一番おいしかった。 家族の皆さんは29日によしださんと、次の日にお父さんの歯医者友達の家族と、 2日にはお祖父さんお祖母さんと楽しい話をしながら食事をした。熊本の蜜柑もおいしかった。 私はピアノとバイオリンの音楽を聞きながらたくさん食べた。 佳子ちゃんに一番簡単の日本の歌をバイオリンで弾き方を教えてもらった。 毎日真子ちゃんと佳子ちゃんと一緒にカードのゲームをしたり遊んだりした。 今年の最初の日私達は佳子ちゃんぐらい大きい雪達磨を作った。
今年末年始はわすれられない新年だった。私の日本の家族は熊本にいる。私の日本の家は熊本にある。
家族で雪だるまをつくりました
皆さん明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
ゴンチゴ
ゴンチゴさんは初めはあまり食べ物の名前など覚える気がなさそうでした。 今まで食べたものも覚えていなくて来熊時は「寿司、刺身、天ぷら」くらいです。
これは、「ふぐ」「おせち」「ちゃんぽん」など、何度も何度も質問したり しつこく言わせたりして、覚えてくると、本人も覚えることで会話が弾むことを知ったのか、 最後の2日間はすごくたくさんの日本語を話していました。
「金峰山」という熊本では有名な標高62Mの元旦の雪山に登山したのは
私も、途中何度も後悔するほど大変でした。
凍ってすべるので、自分を守るのに精いっぱいだったのです。
しかしやっと登りきって、長崎の雲仙普賢岳を眺めたとき、連れてきて良かったな、と思いました。
どうせ景色は見えないだろうと思わずに、山に行ったり海に行ったり家族の一員として共に行動することで、彼にはたくさんの感覚と思いでがもしかしたら、健常者の私たち以上に残るように思えます。
「すごい、きれいよ、すごいね、こんな高い山に登って!!」満面の笑みで誇らしげに写真を何枚も撮りました。
彼は本当にさり気無い優しさを持っています
出しゃばることなく、いつもさり気無い気遣いをして
茶碗を洗ったり、大掃除で戸棚の中を拭いたり一人で部屋にこもることなく、寝る直前まで常に私たちとリビングで過ごしました。
ほぼ毎日温泉に行ったり、登山、阿蘇、映画、お城、などなど行ったのに帰る前日「熊本で一番、どこが楽しかった?」と聞くと、「ここ(家)」と彼は即答しました。
みんな「はぁ~?」と大笑いしながら、でもお互い泣きそうになりました。
家族のみんなが、彼の答えがすでにわかっていたと思います。
研修生を迎え8年になり、当り前のようになりましたがひとりひとりと向き合うと、一期一会、大切な出会いを頂いているのだと今回も良いお正月を過ごせたと、愛の輪に感謝いたします。
彼の成長を半年後、楽しみにしていますね。
池澤千恵子