丸いコップ
ビールが好きな皆さん、こんにちは。ここに出てくるコップは、ビールを飲むコップではありません。12月の集団研修の中で、リーダーシップ研修がありました。先生は最初に、一人の男性が車いすに乗っている絵を私たちに見せて、この男性はどうして車いす乗っているかと私たちに問いかけました。私たちは、いろいろな自分の考え方を出しました。例えば、「この人はたぶん障害者だ」とか、「この人は車いすに乗っている人の気持ちが知りたい」などです。私はたった一つの絵からたくさんの考え方が生まれることを知り、本当にびっくりしました。そして、この経験をきっかけに、いろいろなことについて、ほかの人の意見も聞いてみたくなりました。
リーダーシップ研修では、「コップ」の話も出てきましたから、レポートの題名に「コップ」を使いました。台湾にいた時、私の考え方は狭かったです。その時の私をコップに例えると、四角くて、水は半分しか入っていませんでした。今日のコップはビールを飲むコップではありませんが、皆さん、ビールを飲みながら、私のレポートを読んで下さい。
昨年の9月から研修が始まりました。最初は日本語の勉強でした。台湾でも毎日勉強していましたが、駅員さんや道で会う人の日本語は全然わかりませんでした。その時聞いた日本語を覚えておいて、次の日、先生に質問するようにしました。そして、私はいつも名刺を持っていました。名刺には泊まっている所の住所が書いてあります。これが私の迷子にならない方法です。12月には日本語能力試験を受験しました。テスト前はあまり緊張しなかったのに、試験会場に入った途端、ドキドキしました。でも、合格した時、それまでの大変さを全部忘れました。
年末から、福岡の田丸さんの家にホームステイをしました。田丸さんの家で新しい経験をたくさんしました。お餅、お蕎麦、そして竹のお皿を作ったり、日本のお正月の文化を経験しました。お母さんは毎日おいしい料理を作ってくれました。お父さんはよくおいしい抹茶をたててくれました。でも、一番忘れられないのは家族の皆さんのことです。本当に幸せなホームステイでした。
新潟県でスキー研修をしました。私は何回も転びましたから、スキーがうまくなりました。そして、先生は面白い人で、ロープウェーに乗って頂上に行く時、「北国の春」を歌ってくれました。スキー研修は2日間でしたが、本当に楽しい経験でした。スキーが大好きになりましたから、毎年先生と一緒にスキーがしたいです。