Duskin Leadership Training in Japan

研修レポート

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リリーの日記 5月

五月十八日月曜日

今日は、玉造からJRで京都へ行った。Jillと廣川さんと一緒に、快速電車に乗って江原駅まで向かった。廣川さんは、とても気前がよくて、いろいろなことを私たちに話してくれた。でも、「自分のほうがすごい」という感じを出すことは全然なくて、自然だった。それだけじゃなく、私や Jillのことも、ちゃんと知ろうとしてくれていた。相手に本当に興味を持って話を聞いてくれる人なんだなと思った。

五月十九日火曜日

今日、廣川さんのワークショップからたくさんのことを学んだ。廣川さんは、横尾さんとの協力のしかたがとても上手だなと思った。帰りは、6人で快速JRに乗って京都まで戻った。電車の中でも、いろいろな話をした。横尾さんが自分で監督して出演した映画『わたしたちに祝福を』には、プロの俳優ではなく、普通の人たちが出演しているそうだ。そして、台本をそのまま覚えて演じるというより、自分自身の人生や経験をもとに、自然な姿で出演していると聞いた。私は、この映画を中国の人たちにも見てもらいたいと思った。きっと、人の心に届く作品だと思う。

五月二十日水曜日

昨日知り合った聴者の手話通訳者の一人は、配偶者がろう者の村上さんだそうです。今日、Eテレでドイツの伝統的な食べ物を紹介する番組を見ました。村上さんが手話通訳をしていました。村上さんの手話は生き生きしていて、とてもわかりやすかったです。これはろう通訳者の強みだと思いました。私は日本語の字幕はまだよく読めませんが、手話のおかげで内容をしっかり理解できて、本当に良かったです。でも、テレビのCC字幕は手話より情報量がずっと多いので、日本語がもっとわかれば、もっと多くの情報を受け取れるのになあと思いました。

五月二十一日木曜日

今日、大阪から東京に戻りました。自分で新幹線の切符を買いましたが、順調にできてよかったです。でも、新幹線を降りた瞬間、急に冬に戻ったみたいに寒くてびっくりしました!

五月二十二日金曜日

今日で、Silent Voiceに行くのは最後だった。私は、あるろう者のスタッフさんのことがとても印象に残っている。手話の権利を守るという立場から見ると、ろう児に口話だけを使ったり、手話と口話を混ぜて使ったりすることについて、いろいろな考え方があるのかもしれない。でも、私が見ていて一番心に残ったのは、そのスタッフさんが、子ども一人ひとりの気持ちや意思をちゃんと見ようとしていたことだった。そして、子どもが安心できる方法に合わせて、柔軟にコミュニケーションを取っていた。命令するような話し方ではなく、一緒に遊んだり、やり取りを楽しんだりしながら、自然に寄り添っていた。私は、それこそが子どもにとって本当に大切なことなのではないかと思った。

五月二十三日土曜日

スーパーで、車いすの人を見かけた。脳性まひのある方かなと思った。通路が少し狭くて、人も多かったので、私は「通りにくいのかな」と思って、とっさに道をあけた。でもそのあと、その人は近くを通った男性に声をかけて、棚の上の商品を取るのを手伝ってもらっていた。その時、「ああ、この人が必要だったのは“通るためのスペース”だけじゃなくて、“物を取る手助け”だったんだ」と気づいた。私にとっては簡単にできることでも、誰かにとっては手伝いが必要なことなんだなと思った。日本には介護や支援の制度があるけれど、必要な人がいつでも誰かと一緒にいるわけではない。だから、日常の中で周りの人のちょっとした助けが大事なんだなと感じた。

五月二十四日日曜日

今日はお昼まで寝ていました。起きたら電気が点滅していて、すぐに起きてドアを開けると清掃スタッフの方でした。部屋の大掃除が始まりました。ここでは週に3回くらい、しっかりした清掃があります。私も帰国したら、家をホテルのようにきれいに保ちたいです。毎日こまめに掃除して、よくしっかり大掃除もしようと思いました。

Silentvoiceのスタッフの皆さんとリリーさん
Silentvoiceのスタッフの皆さんとリリーさん

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